上記のような疑問をお持ちの方はいませんか。遺留品は「いりゅうひん」と読みます。
この記事では遺品と遺留品の違いや例文をわかりやすく解説していきます。
一般社団法人遺品整理士認定協会
認定遺品整理士(認定者番号 24283)
不用品回収業者にて1年半の現場業務を経験。その後、作業オペレーティングや不用品のリサイクル・貿易業務に従事し、年間500件以上の不用品回収案件に携わる。
2019年4月より、本メディアをはじめとする不用品回収・遺品整理記事の監修を務める。
遺品とは故人が使用していたものや、家族のために残したものなどその人の身の回りのもの全てを指します。
一方、遺留品とは残された品物を意味する言葉です。忘れていった物や、亡くなった人が持っていた物を表す言葉として使われます。
遺品は死後に残した品物のみ指していますが、遺留品は死後に残した品物以外に生きている人が忘れた品物という意味でも使用できます。
次に、遺品という単語が使われる例文をご紹介います。
遺品の例文を見ると、すでに他界された人の物を指していることがわかりますね。
続いて、遺留品が使われるシーンを例文付きで解説します。
遺留品は犯罪捜査で使われることが多いです。犯人が残した物を表すときに使用されます。
日常生活ではあまり耳にしませんが、刑事ドラマなどで使われることもあります。
亡くなった人が残した物や忘れた物として使われる遺留品の類語には、どういったものがあるのでしょうか。
似ている言葉を確認していきましょう。
ご自分で遺留品を処分するときは、3つの手順に従って行うとスムーズです。ただし、遺留品を業者に依頼する方法もあるので、遺留品の量が多いときや体力面に不安がある方は業者に任せましょう。
遺留品を処分する前に、ゴミ袋やマジックペンなど必要なものを用意しましょう。ほこりで作業中に服が汚れてしまうこともあるので、汚れても良い服装に着替えましょう。
準備ができたら遺留品を仕分けていきます。残しておくものと処分するものに分類します。処分するものの中で、買取や寄付等でリサイクルできるものがあれば分けておくと後々手間がなくなります。
遺留品を仕分けたら不要なものを処分していきます。なるべく安く処分したい方は、自治体のゴミ回収を利用しましょう。家具や家電などサイズの大きいものは、業者に依頼すると楽チンです。遺品整理の仕方はこちらの記事で詳しく解説しています。
いかがでしたでしょうか。
遺品と遺留品の違いをご紹介しました。
身近で亡くなった人が使用していた物を指す時は、遺品という単語が使われるケースが多いでしょう。