『遺品整理ってどうすればいいの?』
『大きい荷物を運んだりするのにトラックとかが必要?』
こんな疑問を抱えていませんか?
ご遺族が亡くなり、その後いろいろと大変なのが遺品整理問題。
いざその時になったら疑問点や問題点がでてきて、どこから手をつけたらいいか困ってしまうものです。
もしかしたら、大量の荷物を運ぶのにトラックが必要になるかも?など色々と考えてしまいます。
でしたら、こちらのページを御覧になって、どのように遺品整理を進めていけばよいのかイメージしながら行動に移してみましょう。
一般社団法人遺品整理士認定協会
認定遺品整理士(認定者番号 24283)
不用品回収業者にて1年半の現場業務を経験。その後、作業オペレーティングや不用品のリサイクル・貿易業務に従事し、年間500件以上の不用品回収案件に携わる。
2019年4月より、本メディアをはじめとする不用品回収・遺品整理記事の監修を務める。
家族や親族が亡くなると、葬儀や手続きをしなくてはなりません。
遺品整理については、何をどうしたらいいか分からない事が多いのではないでしょうか。
しかし遺品整理に決まった時期はありませんので、状況によって判断する必要があります。
故人が賃貸物件に一人暮らししていた場合は、契約の問題が発生するため、場合葬儀後すぐに遺品整理を行う必要があります。
もう一点は、故人が残した財産が、相続税の非課税額を超えていた場合です。
この場合、亡くなってから10ヶ月以内に相続税の申告書を提出しないと、相続税の控除を受けられなくなり、延滞税を課されてしまいます。
そのため、財産の金額を調べるために、時間に余裕をもって遺品整理を行ったほうがよいでしょう。
上記のような期限がない場合は、遺品整理をいつ行うかは遺族の方の自由になりますが、一般的には 四十九日を迎えた後や諸手続きの完了後に行います。
家族が亡くなった場合、死亡届に始まり、電気や水道・ガスなど手続きは多岐に渡るため、遺品整理まで手が回らない事もあるでしょう。
そのため、ひと通り手続きが終わった後に遺品整理を行います。
ここでは遺品整理を自ら行うための手順をご紹介します。
どのような手順で進めていけばいいのか、大まかにでも知っておけばスムーズに進むことでしょう。
まずは遺品の仕分けをします。
色々なものがあると思いますが、大体以下のように分けてしまいましょう。
この3点について細かくご説明していきます。
思い出の品というと真っ先に思い浮かぶのが写真でしょう。
その他、故人が大事にしていたものなどで、捨てるには忍びないものはとりあえず取っておいて大事に保管し、少し間をおいてからどうするか考えてもいいかもしれません。
次に貴重品です。
貴重品には以下のようなものがあります。
これらは大事なものですので、間違って処分してしまわないようにしましょう。
例えば、テレビや冷蔵庫などの家電製品や家具などが該当するでしょう。
もしまだ使えるもので、親族で欲しい方がいなければ業者に買い取ってもらうのも一つの手です。
本来処分に費用がかかってしまうものなので、買い取ってもらえればお得に処分することができます。
不用なものはごみとして処分しなければなりません。
家庭ごみとして自治体に回収してもらえるものは、決められた曜日に出せば回収してもらえますが、粗大ゴミは有料になり、処分するまでに時間もかかります。
また、1回で処分できる量が決まっていますので、量が多い場合には複数回に分けないといけません。
さらに、家電リサイクル法の対象製品は自治体では回収してくれないため、別の方法で処分する必要があります。
自治体の家庭ごみ回収や、粗大ゴミの回収は一度に出せる量が決まっているため、まとめて処分する場合は自治体が指定する処理施設に持ち込む方法があります。
粗大ゴミの処理施設に持ち込む際は、かなりの量になることが想定されますので、運搬するためにトラックが必要になります。
トラックが必要と言っても、部屋の広さや住んでいる家によってどれくらいの量になるのか想像がつきにくいと思いますので、大体トラック何台分になるか表にまとめてみました。
よろしければ参考にされてください。
部屋の広さ | トラックの台数 |
1K・1R | 軽トラック1台分 |
1DK・1LDK | 2tトラック1台分 |
2DK・2LDK | 2tトラック2台分 |
3DK・3LDK | 2tトラック3台分 |
ここまで遺品整理の手順をご説明してきましたが、この作業をもし一人で行うとしたらかなり大変な作業となるでしょう。
いったいどのようなことが大変なのか、いくつかご紹介いたします。
一口に遺品と言っても様々なものがあります。
その中でもベッド・タンスなのどの大型家具や、冷蔵庫・洗濯機などの家電製品は大きさもさることながら重量もあるため、家の中から運び出すだけでも大変な作業です。
運び出す際に壁にぶつけて傷をつけてしまったり、最悪の場合ケガをしてしまう恐れもあります。
一人ではなく、もし家族や友人に頼んで手伝ってもらう場合でも、十分に注意して作業を行いましょう。
よくあるケースとして、高齢者夫婦でどちらかに先立たれ、残された方が遺品整理を行う場合です。
もし遺品の中に重いものや大きいものが無かったとしても、処分する不用品の量が多ければ家の外やゴミ集積場まで何度も往復しなければならず、体力的につらい作業となります。
人生の伴侶がなくなったということで、精神的にも落ち込んでいることが多く、なかなか作業が手に付かないこともあるでしょう。
また、両親が高齢で亡くなった場合、息子さんが遺品整理を行うことがありますが、その息子さんもそれなりに高齢になってる場合が多いので、やはり体力的につらい作業になると思います。
遺品整理で出た不用品を処分する場合、自治体の家庭ごみ回収・粗大ゴミ回収だと一度に出せる量が決まっているため、量が多い場合には複数回に分けて回収してもらわないといけません。
遺品整理は不用品が大量に出ることが多く、自治体の回収ではなかなか片付かない可能性もあるでしょう。
特に粗大ゴミ回収は、申込から1週間から長いと1ヶ月待たされることもあり、片付くまでとても時間がかかります。
その場合、自治体が指定するゴミ処理施設に直接持ち込むことで一度に処分することができるのですが、大量の不用品を運搬するためにトラックなどの運搬車両が必要です。
しかし、普段運転しないような大きな車を急に運転するのは非常に危険を伴います。
そもそもトラックを運転できる免許証がないと運転すらできません。
もし、レンタカーなどでトラックを借りてゴミ処理施設に不用品を直接持ち込む場合は、十分に気を付けて運転してください。
これまでにご説明した通り、遺品整理はそれなりに大変な作業で個人で行うと時間もかかります。
その点、専門業者に依頼すれば肉体的な負担はなく、少ない時間で遺品整理を終わらせることができるのでおすすめです。
では専門業者に依頼するとどんなメリットがあるのか、詳しくご紹介していきましょう。
まだ使えるもの、これからも残したいもの、これはもういらないかも?など、遺品整理をしていると分別する作業が出てきますが、このあたりの問題も専門業者に頼めば、親身になって仕分けしてもらえます。
これらを別々の箱を用意して仕分けしていきます。
自分自身が片づけをしていると、どうしても故人との懐かしい思い出や特別な思い入れなどの感情が入り乱れるため、なかなか作業がはかどらず、いたずらに時間ばかりが過ぎてしまうのが難点です。
その点、専門業者は第三者の視点で、かつご遺族によりそいながら迅速丁寧に分類してもらえます。
遺品を外に運ぶ際に大きな壁となるのが、冷蔵庫や洗濯機・タンスなどの大型の家具家電類です。
基本的に自治体は運び出しはしてくれない為、ゴミ回収場所までは自分で運んでいかなければなりません。
遺族に高齢の方や女性しかいない場合は、かなり苦労を強いられることになるでしょう。
その際にも業者に頼めば、重たいものを運ばずにすみ、腰を痛めることも無くなります。
サイズ的には粗大ごみの範囲内のものであっても、自治体では回収してくれないものも有ります。
エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機などの大型家電は「家電リサイクル法」にのっとって不燃・粗大ごみとして処分することができません。
これは、電化製品に使われている材料や部品などをリサイクルするためです。
そのため、基本的には家電量販店系の店舗で回収作業をしなければなりません。
パソコンなども「資源有効利用促進法」により、メーカーで回収するよう義務付けられていますが、遺品整理業者の中には、回収または買取を行ってくれるところもあります。
ただ注意していただきたいのが、なかには不法投棄を行っている悪質な業者も存在しているという点です。
「家電リサイクル法」「資源有効利用促進法」について理解していることと、前提として不用品や粗大ごみなどの廃棄物を運搬するには「家庭系(生活系)一般廃棄物収集運搬」の許可を得ていなければなりませんので、その辺を確認した上で安心して業者に依頼するといいでしょう。
全ての業者ではありませんが、もういらないけどまだまだ使えそうなものなどを買い取ってもらうことも可能です。
ブランド品や貴金属類はもとより、家具家電などの家財や日用品、個人情報が気になるパソコンやその周辺機器、骨董などのアンティーク品、車やバイク、はたまた農具や工具などの専門機具なども取り扱っている業者もあります。
遺品整理で出てきた不用品はそのまま処分してしまう場合、逆にお金がかかってしまうことが多いですが、せっかくお金に換えられて回収にかかる費用もおさえることができるため、買取サービスをうまく活用するといいでしょう。
この点でも注意していただきたいのが、不用品の買い取りをするためには「古物商」の資格を持っていなくてはなりません。
前記の「家庭系(生活系)一般廃棄物収集運搬」「資源有効利用促進法」「家電リサイクル法」も踏まえ、遺品整理業界も今後ますます増えていくことが予想されますので、この資格の有無も含め慎重に精査して業者に頼むようにしましょう。
ここで様々な遺品整理業者の中で、評判の高い業者をランキング形式にしてピックアップしました。
対応エリアや、独自サービスおよび定額プランなどの有無などもデータに取り入れています。
どこにしようかな?と迷っている方に役立つ情報となっていますので、業者選びの参考になさってください。
KADODE | |
対応エリア | 東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県 千葉県 奈良県 静岡県 大阪府 兵庫県 岡山県 大分県 山口県 広島県 福岡県 佐賀県 長崎県 鹿児島県 熊本県 宮崎県 |
定額料金プラン | ・SSパック 5,000円 ・Sパック 10,000円 ・Mパック 20,000円 ・Lパック 50,000円 ・LLパック 100,000円 ・3L以上 お見積り・要相談 |
対応可能業務 | 生前・遺品整理 ゴミ屋敷の片付け 不用品回収 不用品買取 |
営業時間 | 24時間対応(年中無休) |
ホームページ | https://kado-de.jp/ |
電話番号 | 0120-966-926 |
不用品回収ならKADODE!と呼べるほど安心して任せられる専門業者です。
多くの実績と経験を持ち、特に口コミでの評価がとても高いところが、選ばれやすいポイントだと思います。
素早く対応し、依頼して1時間以内には駆けつけることも可能で、その上とても親切丁寧な接客対応。
また、料金プランやサービスも充実していて、買取サービスをうまく利用することで、さらにお得に利用できます。
まずは見積もりを依頼して、他の業者と比較されてみてはいかがでしょうか?
24時間年中無休で迅速丁寧な対応と、コスパやサービスにおいて不用品回収業界の中でも評判の高い業者の一つになります。料金プランなども「まごころパック」のように、お客様のニーズに沿ったかゆい所に手が届くようなサービスも特徴です。
遺品整理プログレス | |
対応エリア | 全国対応 |
定額料金プラン | 特になし |
対応可能業務 | 遺品整理 生前整理 遺品買取 遺品供養 特殊清掃 不動産整理 |
営業時間 | 8:00〜20:00(年中無休) |
ホームページ | https://www.ihinseiri-progress.com/ |
電話番号 | 0120-995-164 |
プログレスは遺品整理業界でも全国有数の大手になります。
TVや雑誌でなどでも取り上げられることもありますので、もしかしたら知っておられる方もいるのではないでしょうか?
明朗会計でオプションも充実しており、楽天ではNo1になったこともあるようです。
キーパーズ | |
対応エリア | 全国対応 |
定額料金プラン | 特になし |
対応可能業務 | 遺品整理 特殊清掃 遺品買取 不動産売却・解体・リフォーム |
営業時間 | 10:00~20:00 |
ホームページ | https://keepers.jp/ |
電話番号 | 0120-754-070 |
遺品整理業界のパイオニアとして、創業から10年間12,000件以上の経験をもつキーパーズ。
遺品はゴミではない!という考えのもと、思いのこもったサービスを行う老舗の実績ある会社です。
リリーフ | |
対応エリア | 宮城 茨城 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 山梨 長野 新潟 岐阜 愛知 三重 静岡 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 沖縄 |
定額料金プラン | ・遺品供養 想い出整理パック 25,000円(税抜) |
対応可能業務 | 遺品整理 生前整理 残置物撤去 特殊清掃 ゴミ屋敷・モノ屋敷の片付け |
営業時間 | 24時間受付 |
ホームページ | https://relief-company.jp/ |
電話番号 | 0120-112-089 |
関東・関西圏ではテレビCMを放映しているおなじみのリリーフ。
「何から手を付ければいいのか分からない…」
「もったいないから捨てられない…」
そんな時は「遺品整理のプロ」リリーフへ相談してみるのもいいですね。
遺品整理ロード | |
対応エリア | 神奈川 東京 埼玉 千葉 山梨 大阪 兵庫 奈良 京都 和歌山 滋賀 |
定額料金プラン | 特になし |
対応可能業務 | 遺品整理 清掃・除菌・消臭 遺品買取 |
営業時間 | 8:00~20:00 年中無休 |
ホームページ | https://www.memento-road.com/ |
電話番号 | 0120-995-164 |
このロードも結構メディアなどで取り上げられており、ご存知の方もおられるかもしれません。
依頼者の方それぞれに合わせた遺品整理の提案をして、ご遺族にも寄り添った丁寧なサービスを提供してくれます。
遺品整理について一通りご紹介いたしました。
もちろん遺品の仕分けにしても、トラックを用意するのも、運んでもらうのもご自身でやろうと思えばできなくはありません。
しかし、専門の業者に頼んだほうが当然効率的だということですね。
ご予算的に悩まれる方もいらっしゃると思いますので、一度無料見積もりをしてもらって比較してみてから、ご自身に合った業者に頼まれるのが良いかもしれません。
そして天国へと還られたご遺族に、こっちは大丈夫だよ!と安心させてあげましょう。